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【音声】2023年度第2回京都藤原学校(2024年2月11日開催分)
22,000円
※こちらはダウンロード商品です
Kyoto202402.pdf
116KB
◎2023年度、3年ぶりに開催した京都藤原学校
第2回の録音音声データダウンロード販売です。
開催日:2024年2月11日
テーマ:大正時代の東京と都市計画
第2回の話題は、「大正時代の東京と都市計画」です。
徳川時代の日本を「江戸時代」と言うなら、明治から今日までの日本は「東京時代」と呼ぶのがよいのではないかと個人的には思っています。
すなわち、桓武天皇が開いた京都から天皇が東京に移転することで、東京が帝(みかど)がいる都、帝都となり、明治から今日まで日本は、天皇が居住する東京を中心に歴史を刻んできました。
しかし、みなさんご存知のように天皇は東京に遷都はしていません。
東京はあくまで帝がいま住んでいる街です。
京都と帝都、実はこの狭間でずっと揺れ動いてきたのが明治以降の日本と言っても決して過言ではありません。
京都に象徴される歴史の継続性を守る人たちと緊張関係を持ちながら、英米の後押しで近現代の歴史を革新的に作ってきたのが帝都。
帝都の天皇は、明治、大正、昭和と軍服を来て統治を行うという非常時の天皇の姿を象徴していました。
こうした時代背景のなかで東京は明治になった直後から、いかに近代国家にふさわしい街に作り変えるかが非常に重要な課題になっていました。
しかし、人口過密の東京都心は変わりたくても変わることができない街として推移していき、それでも明治時代には「市区改正」という呼び名で東京改造計画が練られ、明治、大正時代を通じて東京の改造はある程度進展していきました。そこに起きたのが関東大震災です。
都心が焼け落ちた東京は、遷都はせずに震災復興するという方針のもと、今までの東京改造計画をさらに進めて、より近代的かつ本格的な軍都としての改造が行われていきました。
大正時代の東京はこうして、明治から始まった市区改正と、関東大震災後の震災復興の2つの大きな都市計画によって、江戸時代の街から、軍服を着た天皇が住む街に大きく変貌していきました。
今回はそうした大正時代の東京と都市計画について学んでいきます。
*******商品概要*********
ダウンロードファイル:録音音声MP3のダウンロードURL、テキストPDFのダウンロードURLを記載したPDFファイル
収録時間:約5時間45分
※最後の質疑応答は割愛させていただいております。また
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